【ニュース】国内では70年ぶりのデング熱感染確認

TVでも毎日のように取り上げられていますが、関東でデング熱の感染が確認されました。このウィルスを媒介しているのは蚊と言われており害虫駆除を行っている弊社でも非常に関連のある内容です。TVでの厚労省の記者会見では、この感染症が広範囲に広がることはないとのことでしたが、参考までにデング熱の概要をまとめておきましたので、参考にしてください。

①概要

・蚊が媒介するウィルス疾患で、主にアジア、中南米、アフリカなどの広範囲で流行しているが、日本では1945年以来感染例の報告はなかった。

・人→蚊→人という経路で感染するので、人から人に直接感染することはありません。

・国内では、ヒトスジシマカがデング熱を媒介する可能性がある

ヒトスジシマカ (日中屋外でよく見る蚊です)

ヒトスジシマカ
(日中屋外でよく見る蚊です)

 

 

 

 

 

 

 

②症状

・突然の発熱・激しい頭痛・関節痛・筋肉痛・発疹など

・潜伏期間は2~15日(多くが3~7日で発症)

・(稀ではあるが)重症化すると、出血やショック症状を発症するデング熱出血熱やデング症候群に移行することがある

③治療法

・現在、有効な抗ウィルス薬はなく、対処療法が主体となる

④予防法

・肌の露出をなるべく避ける(暑い時期なので難しいとは思いますが・・・)

・蚊の発生源作らないようにする(家の周りに廃タイヤや使っていない植木鉢などに水がたまっていませんか?)

以上、十分にご注意下さい。

 

2014年9月2日 | カテゴリー :